神戸市のお客様のキズとヘコミの修理事例（CX8編）
ikenabe神戸市・三田市周辺の車のキズ・ヘコミ修理は【池鍋塗装】にお任せください。
神戸市北区のお客様が、車をこすってしまったとネットを見てご来店くださいました。
CX8の左フロントドアと、左リアドアのへこみとキズです。
別々の事故での損傷ですが、今回自費修理で、一緒に直します。
フロントドアのプロテクターモールを外し、スタッドで引っ張り出します。
このドアは、高張力鋼板なので、板金は慎重に行います。
エッジを出して、ひずみを抜きながらヘコミを引っ張り出します。
リアドアは、広範囲ですので、ラインを出して、全体を引っ張り出します。
鉄板をほぼ平らに修正できましたら、パテでさらに平滑にならします。
パテを研磨して、サフェーサーを塗装します。
乾燥後、サフェーサーを研磨しながら、ひずみを抜きます。
では、塗装です
46V カラークリアー塗装です。
ここ最近、カラークリアーが続きます。
なかでも、この４６Vは材料に入っている塗料の1つが高額です。
2回目でバッチリ合いました。
ここからが問題です。
塗装面の脱脂、足付けはいつもより細かい番手のペーパーで当ててマスキング
さらに脱脂を繰り返し、カラーベースの塗装に入ります。
ぼかし塗装を行いので、なるべく小さく塗りたいのですが、予想より広がってしまいました。
しっかり乾燥させて、ミストをタッククロスという粘着性のあるクロスで拭きます。
ゴミが入っていないかも確認しながら、静電気を除電します。
カラークリアーを塗装していきます。
カラーベースが仕上がった色とかなり違いますので、カラークリアーの塗装で色を合わせていきます。
除電しながら乾かしながら、ムラを出さないように集中して塗ります。
前日にハイエースの塗装をしているので、腕に疲れが残っています。
ガンコントロールを繊細に行いながら、ライトを当てて色合いを確認します。
スプレーガンと調色用ライトを持ちながら塗るのは結構器用だなと思います。笑
カラークリアーが塗り終わりましたら、しっかり乾燥させてクリアー塗装に入ります。
季節の変わり目の塗装は垂れることがあります。
シンナーの選択も重要ですが、インターバルと、塗り方も変えなくてはなりません。
塗を体で覚えてしまってると、意識しないとついやっちゃうんですね 塗り直し・・
今回は塗り直しが許されないので、ここは慎重に行きます。
私的に相性のいい、日本ペイントのGLクリアーで行きます。
気温15度、シンナー希釈３０％ 速乾シンナー10番 硬化剤速乾
ドライコートで薄く塗り、表面の乾きを指触確認しながら2回目のセミウェットコート
15分ほどインターバルを開けて3回目のウェットコートで艶と肌を出します。
クリアーガン DV1の調整も行います。
フロントドアからリアフェンダーまで一気に塗ります。
垂れる直前が一番いい塗肌ですが、そこまで攻めません。
もう少し塗りたいのを我慢して、肌の確認
いい感じに塗りあがりました。乾燥させて、磨きで肌調整を行います。
外した部品を組み付けて、スキャンツールでエラー確認
エラー出てますね。ドアをばらしたのが原因です。
スキャンツールでエラーを確認して消去、再度チェックして故障がないことを確認します。
メーターパネルに警告表示がなくても、スキャンツールをつなぐとエラー表示されることがあります。
外した責任です。そのままお客様に返すことのないように、きちんと対応させていただきます。
洗車をして、お客様へ納車させていただきました。
この度は池鍋塗装をご利用いただきまして、ありがとうございました。
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国家資格を持った熟練の作業者が、修理のご提案から作業まで一貫して対応させていただきます。
国家資格は、自動車車体整備士・3級整備士・1級金属塗装技能士を取得しております。
そのほか、高度化車体整備技能講習の、電子制御編と、自動車補修総合管理者の受講を終了しています。
