神戸市のお客様のキズ・ヘコミの修理事例(CX5)
ネットを見てご来店くださいました。
右側面を障害物に接触させてしまわれたそうです。
フロントドアは全面にキズとヘコミ
リアドアは前部に折れと、全体にキズとヘコミ
写真を撮る前にリサイクルパーツに交換してしまいました。
リアフェンダーはドアとの隙間に折れとヘコミがあります。
通常の修理は、フロントフェンダーは修理
フロントドア、ドアミラー交換 リアドア交換 リアフェンダー交換となります。
かなり高額な修理になってしまいますので、予算を考えて、安く修理するお見積りを作らせていただきました。
交換は、ドアミラー、リアドアで、そのほかは板金修理します。
新品部品でお見積りさせていただいて、リサイクルパーツがあればそちらで対応させていただきます。
お客様のご理解を得て、リサイクル部品を探します。
リアドアは同色で見つかりました。キズやヘコミはあります
ドアミラーは同色がありませんでしたが、同じものが見つかりました。
新品でのお見積りから6万円ほど安くなりました。
部品が届きましたら、作業に取り掛かります。
今回最大の難関は、リアフェンダーです。
フェンダー下の部分が衝撃で折れてかなり隙間が広がっています。
スタッドで引っ張っても出ないので、鉄板を溶接して、引っ張りますが、なかなか出ません。
出ない部分をカットして伸ばしますが、かなりきついです。
四苦八苦しながらパネルを伸ばしました。ドアとの隙間もOKです。
フロントドアは広範囲のへこみなので根気よくスタッドで引き出します。
この作業も時間がかかりました。
付属品を外して、パテで表面を均し、サフェーサーを塗装します。
下地処理をして、色を作ります。
塗装色人の多くが、あまりやりたくないといわれているカラークリアー塗装 (通称キャンディ)
レッド系のメタリックを塗装した上に、わずかに赤が入ったクリアーを塗装して、その上にクリアー塗装する3コートです。
難しいのは、ベースカラーと上塗りの調色もありますが、塗り加減が難しいのです。
カラークリアーの塗り加減で、色が大きく変わってしまうのです。
3コートパールも、同じなのですが、この色は本当に難しい。
テストピースに色を吹き付け、実車と見比べて色を作ります。
マスキングをして、ぼかし塗装前提で塗装に入ります。
カラーベースを塗り重ね、乾燥させます。
カラークリアーを慎重に塗装していきます。
ゴミが付くと厄介なので、慎重に行きます。
テストピースと、塗装面を見比べ、カラークリアーを塗り重ねます。
ぼかし際が肝心です。薄いと、カラーベースが出てしまい、塗りすぎると黒っぽくなります。
カラーベースが塗装できましたら、20分以上乾燥させてクリア塗装に入ります。
このインターバルは重要で、短いと、ムラが出てしまいます。
軽くドライコートでクリアー塗装して、8分ほど乾燥させます。
2回目は、セミウェットで、艶が出る程度に塗ります。
3回目は10分以上インターバルを取り、しっかり艶を出しながら塗り重ねます。
色合い、艶、いい感じに塗装できています
乾燥させて、磨いて、部品を組み立てて完成です。
色つやもよく、すっかり綺麗になりました。
鈑金も塗装も難しい仕事でしたが、お客様に喜んでいただけて作業者も大満足です。
この度は池鍋塗装をご利用いただきまして、ありがとうございました。
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池鍋塗装
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神戸市・三田市周辺でお車の修理をご検討のお客様は、ぜひ一度池鍋塗装にご相談ください。
国家資格を持った熟練の作業者が、修理のご提案から作業まで一貫して対応させていただきます。
国家資格は、自動車車体整備士・3級整備士・1級金属塗装技能士を取得しております。
そのほか、高度化車体整備技能講習の、電子制御編と、自動車補修総合管理者の受講を終了しています。