兵庫県三田市のお客様のアクアのキズ・ヘコミ修理事例
ikenabe神戸市・三田市周辺の車のキズ・ヘコミ修理は【池鍋塗装】にお任せください。
三田市のアクアのお客様がネットを見てご来店くださいました。
左リアドアのキズ、リアフェンダーは結構へこんでいます。
リアバンパーにも傷があります。
凹みはこんな感じに内部にかなりへこんでいます。
表面も全体的にへこみ、プレスラインもつぶれてしまっています。
ちなみに、ディーラーでリアフェンダー交換と言われ、３０万円程のお見積りだったそうです。
見積もりをする人と、板金修理する人が違う場合、修理できるかどうかの見極めが難しく、
作業者が見ても難しいケースもあります。
このレベルは問題なく修理可能ですけど・・・
費用はディーラーの１/3ほどで納まっています。
それでは、修理工程に入ります。
凹みの範囲が広いので、面で引っ張ることのできるグルーを使います。
表面を脱脂して、グルータブを引っ付けていきます。
最近購入したかなり強力なグルーです。今回初めて使います。
ラインが出るように、アーチに合わせてタブを作て行きます。
ミラクルプーラーで引っ張り出します。
1回目で結構出ましたが、引く強度が強すぎて、タブは外れてしまいましたが
グルーは残っています。
ラインは出てきています。
何度か繰り返し、次にドアとのラインを引っ張ります。
さすがにここは固くて出ませんでしたので、スタッドピンを溶接して引っ張り出します。
ラインが出ましたら、細かなヘコミを引っ張り出して、パテで表面を均します。
パテを研磨しましたら、マスキングをしてサフェーサーを塗装します。
サフェーサーは粘度の高い塗料で、塗膜も厚く塗れます。
塗装にはサフェーサー専用のスプレーガンを使います。
サフェーサーを乾燥させます。
バンパーを外して、塗装面の脱脂、足付けをしっかり行います。
色を作ります。
トヨタのスタンダードシルバーメタリック 1F7
この色も、同じカラーナンバーでも配合データが多い色です。
同じ色番号でも配合が違うのは、作られた年式や塗装ラインによって微妙に誤差が出るからです。
ほとんどの色が同じカラー番号で誤差があります。
誤差に合わせて色を作るのが、塗装職人の仕事でもあります。
測色機でデータを取り、塗料メーカーが作った配合データから最適な色を検索し、
検索データから色を修正し、微調整して車に合わせていきます。
正面、透かし、全体的な色合い等、確認する点は多数あります。
光の加減で違って見えたり、調色は奥が深いです。
色が出来ましたら、マスキングを行います。
養生用のビニールシートで全体を覆い、塗装面以外をカットしていきます。
マスキングも要領よくしないと、無駄な材料や時間がかかってしまいます。
メタリックベースを塗装していき、色の乗り具合（隠ぺい確認）と、ムラの確認をします。
ぼかし際が不自然にならないようにスプレーしていくのも技術です。
昔の塗料はこのあたりの塗り方に職人の技術力を要していました。
最近の1液塗料は、希釈率も多く、ムラの出にくい塗りやすい塗料になっています。
メタリックベースが塗れましたら、初期乾燥させて、クリアーを塗装していきます。
3回に分けて、艶を出しながら塗り重ねていきます。
塗装が終わりましたら、乾燥させて、塗装面を磨きます。
部品を組み付けて、洗車をして完成です。
洗車が終わり、最終チェックをしまして
凹みもきれいに直りました。お客様にご連絡させていただき、
納車させていただきました。
この度は池鍋塗装をご利用いただきまして、ありがとうございました。
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国家資格を持った熟練の作業者が、修理のご提案から作業まで一貫して対応させていただきます。
国家資格は、自動車車体整備士・3級整備士・1級金属塗装技能士を取得しております。
そのほか、高度化車体整備技能講習の、電子制御編と、自動車補修総合管理者の受講を終了しています。
