国家資格(車体整備士編)

代表の池鍋です。

本日は、板金塗装職人が持つべき国家資格、車体整備士のお話です。

自動車の車検や整備を行う、自動車整備士は、3級整備士~1級整備士の資格があります。

では、車のキズやヘコミ、大きな事故の修理をする板金塗装職人に必要な資格とは?

板金塗装に特化した資格、「自動車車体整備士」という国家資格があります。

これまでは、車体整備士資格を持っているメリットがありませんでした。

2級整備士でしたら、認証工場取得とか、メリットが大きいですが・・・

令和2年に法改正があり、先進安全装置が付いた自動車(自動ブレーキ等)の整備に、

特定整備認証が必要になりました。

ようするに、認証がなければ、バンパーやドアミラー、フロントガラスの脱着が出来なくなります。

この法律は、令和6年以降有効です。

そこで、特定認証を取るために、必要な国家資格は、2級整備士以上、電装整備士、車体整備士です。

ここで初めて、自動車車体整備士の資格が注目されました。

無資格の人がいち早く取得できるのが、、車体整備士、電装整備士です。

2級整備士は、3級整備士取得後、2年開けて2級整備士の資格取得が出来ます。3年以上かかります。

この特定認証を必要とするのは、板金塗装工場と、電装整備工場、ガラス屋さんです。

令和2年、さっそく車体協のお世話になり、車体整備士の講習に参加しました。

およそ半年間の講習です。毎週日曜日に姫路の整備振興会館まで通うのです。

授業は1日6時間、みっちりと勉強します。 50歳を過ぎた身にはきつかったです。

普段仕事でやっていることを、教科書で学びなおすいい機会でもありました。

なんせ、現場で仕事を学ぶのは、師匠の仕事を見て盗む・・・ですから (;^_^A

なぜこうするのかとか、理論的なことは知りません 笑

理論的かつ、科学的に立証されたデータをもとに作られた教科書です。

今でもたまに見ます。

半年間通ったことで、受講メンバーとは仲良くなりました。

そして、講師の先生は、かつて高校を卒業して最初にお世話になった板金塗装工場の社長さんです。

30年以上たってから、こういう形でお世話になるとは思いませんでした。

半年間の座学の後、実技もありました。

これは、姫路市にある、日本工科大学校で、実際に車を使っての講習です。

実技試験もありました。

実技試験に合格後、筆記試験です。

過去問題を繰り返し解き、完璧な状態?で挑んだ結果、

無事、合格いたしました。

初めて作った整備士手帳に、車体整備士の刻印が押されました。

ちなみに、一緒に学んだ仲間も全員合格でした。こういうケースは、珍しいそうです。

きっと、学んだ環境が良かったのでしょう。

車体協、振興会の皆様、講師の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

こうして、板金塗装歴35年で、初めての国家資格を持つことが出来ました。

 

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神戸市・三田市周辺でお車の修理をご検討のお客様は、ぜひ一度池鍋塗装にご相談ください。

国家資格を持った熟練の作業者が、修理のご提案から作業まで一貫して対応させていただきます。

国家資格は、自動車車体整備士・3級整備士・1級金属塗装技能士を取得しております。

そのほか、高度化車体整備技能講習の、電子制御編と、自動車補修総合管理者の受講を終了しています。