神戸市北区のお客様より、キズ、ヘコミの修理事例（エブリィ）

ネットを見てお問い合わせいただきました。

エブリィワゴンのバックドアのへこみ修理です。

へこんでいる場所がバックドアの角の方で鈑金できるか微妙です。

お見積りの際、実物を見ながら鈑金か、交換か悩みます。

鈑金できても、仕上がりがいまいちだといけません。

悩んだ結果、板金可能と判断してお見積りの後、お預かりさせていただきました。

実はこういう修理、楽しいです。

いろんな鈑金の手法がありますが、どうすればきれいに直るかを考えます。

世の中には神がかった職人さんも多々居られます。私自身もそんな職人を目指し、日々努力と研究をしています。

へこみが鋭利なので、スタッドで引っ張ることにしました。

引っ張る場所が決め手です。間違った場所を引っ張ると直りません。

衝撃点にスタッドのビットを溶接していきます。

スター社のミラクルプーラーでバランスを考えて引っ張ります。

引っ張り加減も重要です。

画像のような感じでチップを溶接しています。

全体的に鉄板が出ましたので、細かいヘコミを修正していきます。

ここから時間をかけ、鉄板を限りなく元に戻していきます。

鈑金業界の神と言われる職人さんはほとんどパテを使わない鈑金を行います。

私もそれを目指していますが、まだ及びません。

パテを使わない鈑金はすごく時間がかかります。その分値段も高くなってしまいます。

時間的にこのあたりが限界ですので、薄くパテをつけます。

パテを研磨して、サフェーサーを塗装して乾燥させます。

色を作り、下地の処理をして塗装に入ります。

当社は、鈑金も塗装も一人でやっております。

鈑金から塗装まですべての作業ができるのも楽しいものです。

付属品を外して、脱脂と足付けをして、マスキングします。

大きなビニールシートで車を覆い、塗装部分だけ切り取ります。

シートは毎回使い捨てです。仕上がり優先の作業です。

ベースカラーを塗り、クリアーを塗っていきます。

肌、艶を見ながら、塗り上げていきます。

きれいに塗れました。

この後、乾燥させて、磨きます。

外した部品を組み付けて完成です。

ばっちり仕上がりました。

お客様にも喜んでいただけました。

この度は池鍋塗装をご利用いただきまして、ありがとうございました。

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池鍋塗装
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