神戸市北区のお客様　トヨタオーリスの修理事例（リアフェンダー・リアバンパー）

ネットを見てご来店くださいました。

リアフェンダーとリアバンパーにｷｽﾞとヘコミがあります。

リアフェンダーは角の部分が折れています。

内部は袋状になっているので、外からの修理しかできません。

どの角度からの損傷なのかを見極めて修理を行います。

バンパーを外して、内部の損傷を確認して、スタッド機で引っ張り出します。

エッジの部分の塗膜を剥がし、スタッドでワッシャを溶接して全体を引っ張り出します。

盛り上がったところをたたいてへこませて、ラインを出していきます。

板金が終わりましたら、表面を研磨して、さらに細かなヘコミをパテで補修します。

パテを研磨して、サフェーサーを塗装します。

バンパーは熱を加え、変形を戻していきます。

こちらはバンパー専用の柔軟性のあるパテを使います。

下地作業が終わりましたら、色を作ります。

リアドアを磨いて洗車キズを取り、スキャナーを当てて色を読み取ります。

パソコンに接続して、専用のソフトで塗料メーカーのデータベースから一番近い色を呼び出します。

それをもとにソフトが計算して修正します。

今回は209という色で、黒にパールが入っています。

光を当てるとパールの色合いや、黒でも青みや赤みがあり、結構難しいですね。

コンピューターも1回で色を出せるわけではないので、実際に色を作り、テストピースに塗装して車と見比べます。

テストピースの色を再びスキャンさせて修正していきます。

この色が足りないとか、これが多いとか思った色をコンピューターも減らしたり増やしたりしてくれていますね。

さじ加減で職人が調色してしまってもいいのですが、データとして残すことで、最小限の色で塗装できます。

昨年に引き続き、また塗料の値段が上がりました。

お客様への負担を少しでも軽減するために、使用する塗料も最低限にしています。

色が出来ましたら、サフェーサーを研磨して、塗装面の清掃、脱脂を行います。

ボデーにシートをかぶせて、塗装面以外に色がかからないように養生します。

ボデーの静電気を除去して塗装していきます。

ベースカラーを塗装して、乾燥後、クリアーを塗装します。

塗り終わりましたら、乾燥させて、外した部品を組み立てて、塗装面の磨きを行います。

洗車して、完成です。

この度は池鍋塗装をご利用いただきまして、ありがとうございました。

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